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週末の癒しの時間に、悲劇は突然訪れた…
週末の土曜は、楽しみにしていたサッカーの日。
天気も快晴で春の日差しが心地いい。運動するには最高のコンディション。妻に「今日は張り切りすぎて怪我しないでね」なんて笑われながら、サッカーの荷物を肩にかけ家を出た。
週に一度、身体を動かしてストレス発散するのが、唯一の癒しの時間。会社の同僚たちと集まって、いつものように軽くアップをしてからゲーム開始。体のコンディションも絶好調。パスもよく通るし、動きも悪くない。調子がいいと、つい張り切ってしまうのが僕の悪いクセだ。
そして前半終了間際、悲劇は突然やってきた。ゴール目掛けてドリブルを仕掛けた次の瞬間—— 腰の奥が「ビキッ」。まるで腰に稲妻が落ちたような、激痛が走った。ゴールを目の前にして僕は膝から崩れ落ち、そのまましばらく動けなかった。仲間たちが「大丈夫か!?」と駆け寄ってくるが、声も出せないほどの痛み。これは……やってしまった、ギックリ腰だ。
なんとか車まで連れて行ってもらい、帰宅。玄関から這うように部屋に入る僕を見て、妻が「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてくれたが、「大丈夫」と笑顔で答えた。なぜなら明日は、妻がずっと楽しみにしていたディズニーの日。半年前から予約して、コーディネートも考えていた彼女の姿を思い出すと、どうしても「無理」とは言えなかった。
腰には湿布を貼って、痛み止めも飲んで、なんとか眠りについたけど、体の奥にズーンとした不快感が残ったまま。明日は、どうなるんだろうか。。。。